That's Japanシリーズ

こころ「真」論

こころ「真」論 連続シンポジウムの記録

高岡健/宮台真司 編

価格 1,600円(本体価格)+税 
ISBN 978-4901391-76-4
発売日 2006/11
ページ数 296ページ
版型 A5判 ソフトカバー
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概要

混迷する日本人の〈こころ〉のありようを各分野の気鋭が鋭くえぐった衝撃作!!

かつての基準では計りしれない事件や現象が相次いで起こっている。過剰流動性による不安ベースの実存と不信ベースのコミュニケーションに人々の〈こころ〉が揺らぐ。社会や国家がさまざまなかたちで〈こころ〉の領域に張り出してくる。〈こころ〉の復権はいかになしうるのか、復権後の〈こころ〉はどこへ向かうのか。本書は教育「真」論、サブカル「真」論に続く、「真」論3部作の最終編。2回にわたるシンポジウムとその後に行われた鼎談の全記録。混迷する〈こころ〉の在り処と在り様が問われる現代の必読本だ。

発言者

宮台真司(社会学者)
高岡健(精神科医)
藤原和博(杉並区立和田中学校校長)
鈴木邦男(一水会顧問)
藤井誠二(ルポライター)

主な内容

第1章 子どもと〈こころ〉=教育と〈こころ〉
第2章 大人と〈こころ〉=社会と〈こころ〉
第3章 〈こころ〉の痛みと修復=犯罪と〈こころ〉

目次

第一章 子どものリアルと成熟社会

発言者 藤原和博/高岡健/宮台真司

第二章 おとなの自覚

発言者 鈴木邦男/高岡健/宮台真司

第三章 犯罪とこころの復権

発言者 藤井誠二/高岡健/宮台真司

あとがき 「こころの学問」のペテンを超えて

関連イベント

子どものリアルと成熟社会(That's Japan連続シンポジウム第7回)

好評のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

開催情報

出演:藤原和博/高岡 健/宮台真司
2004年10月9日(土)新宿区牛込箪笥区民ホール

おとなの自覚(That's Japan連続シンポジウム第8回)

好評のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

開催情報

出演:鈴木邦男/高岡 健/宮台真司
2004年11月13日(土)新宿区牛込箪笥区民ホール