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人文・社会
概要
歌人福島泰樹が、急逝した親友、立松和平に捧げるオマージュ
立松和平と福島泰樹、彼らは同じ「言の葉」の世界を同志のように生き抜いてきた。しかし、立松和平は2010年2月8日、もろくも急逝してしまった。大いなる欠落感が福島泰樹を蔽う。しかし、「途方に暮れて」いながらも、「今も時だ」と勇気を振り絞って、生き抜かんとしている。「遥かなる友へ 追悼 立松和平」、その雄叫びこそ、福島泰樹の残された者としての義務でもあろう。
主な内容
◆ 序歌
◆ 第一章 泰樹百八首
◆ 第二章 短歌絶叫
◆ 第三章 対談 俺たちはいま
◆ 第四章 立松和平論
◆ 第五章 さらば、立松和平
福島 泰樹(ふくしま やすき)
1943年、東京下谷に生まれる。早大文学部西洋哲学科卒。歌集『バリケード・一九六六年二月』で鮮烈なデヴュー。「短歌絶叫コンサート」という新たなジャンルを創設、1200ステージをこなす。『福島泰樹歌集』(国文社)『福島泰樹全歌集』(河出書房新社)の他、単行歌集二五冊。ほかに『弔い』(ちくま新書)『葬送の歌』(河出書房新社)『山河慟哭の歌』(佼成出版社)『中原中也 帝都慕情』(NHK出版)『誰も語らなかった中原中也』(PHP新書)『悲しみのエナジー』(三一書房)『祖国よ! ─特攻に散った穴沢少尉の恋』(幻戯書房)CD『革命』(クエスト)DVD『遙かなる友へ』(クエスト)など著作多数。毎月10日、東京吉祥寺曼荼羅で、月例短歌絶叫コンサートを開催中。「月光の会」主宰。